↑ 先日もこちらの記事でチラッと紹介していますが、何気に本屋で目に留まった2つの雑誌の特集記事が興味深かったので、簡単に紹介します。
最新マーケティングの教科書 2024
日経BPムック
日経クロストレンド「最新マーケティングの教科書 2024」
1980円(税込)
です。
ちかごろ注目されているマーケティングのキーワードについて、一つひとつ見開きでコラム的な記事が書かれています。
- チャットボット
- 売らない店
- 生成AI
- ショート動画
- サブスクリプションビジネス
- デザイン思考
- 変わるテレビ
などなど。
最新トレンドというよりは、それぞれ一つの方向性ができている事象を紹介しているようです。大きないくつかの「流れ」を紹介しつつ考察している感じですね。
保存版として、何かのときに個別の内容を読むのもよいかと思われます。
心を動かす文章術 〜人に一目置かれる言葉のしくみ〜
プレジデントMOOK「心を動かす文章術 〜人に一目置かれる言葉のしくみ〜」
980円(税込)
です。
「正しい日本語」や「いい文章」に着目して、国語学者の金田一先生ほか学者や新聞の編集委員などのプロフェッショナルによる記事が冒頭に並んでいます。
国語や読ませるテクニックについて勉強になる、本質的あるいは実践的な内容でした。
そのほか文章の穴埋め問題、ハウツー、問題提起、プレゼンの仕方など、変化のある構成で読みやすい内容です。
プレジデントは経営者向けの難しい本だというイメージがありますが、この特集に関してはまったくそのようなイメージはありません。
そのなかの一つの記事
「1000字で〇〇円・・・・・・定番の副業 ネット記事執筆は本当に稼げるのか?」
はフリーランスのライターが僕らのようなWebライターの記事を書いてみた体験談ですが、とくに有意義でなかった旨の結論になっています。
僕の目線からだと、Webライターの一つの側面、つまり副業でやれるレベルの仕事の話だろうという印象を持ちました。
たしかに自分もそのように、彼から見てレベルの低いライティングをしている面はありますが、それでもWebライターなりの醍醐味はあるのです。
だから僕のなかでは副業のような軽い気持ちで関わるのはやめたのですね。
たとえば企業にとってWebサイトは看板ではなく企業そのものです。
そこに載せる文章がどうあるべきか、自ずと分かりますよね。そのあるべき姿に近づけるように僕は記事を書いているつもりです。
まとめ
今回の2つの雑誌はどちらも保存版ですね。
マーケティングのトレンドとライティングの本質について考えるのによい本だと感じました。