expwakui's act

Webライターの日常ブログ

Webライターは分かりやすい文章を書く

Webライターといっても、いくつかの方向性があるんだろうなーと思います。

よく目にするのは「Webライターに文章力は要らない」というような見解なのですが、WebライターにはWebライターなりの文章力が必要だと、僕は思います。

文字単価 0.x 円のような仕事では、さほど気にすることはないかもしれませんが、何円かの高単価案件で書くときには、それなりの文章が求められるのではないでしょうか?

といっても世の中、なんだか分からないけど大儲けしている人がいるため、一概に文章力が必要とはいえないのかもしれないですけどね。

Webライターの記事の目的は?

どんな仕事でもそうですが、仕事の意味(意義)は目的にかなうことなのでしょう。
Webライターが記事を書く目的も、いくつかあるのではないかと考えました。

  • ページを検索上位に表示させる
  • 検索意図に応える
  • 何ページも離脱なく読み進められる
  • クライアントのメッセージを代筆する
  • 商品やサービスが売れるようにする
  • サイトの価値や信頼感を高める

など。

すべてを満足するような記事はとても書けそうにありませんが、それぞれに注目した場合の記事の書き方はありますね。
それぞれの目的に最適化することは可能です。

分かりやすい記事

先に挙げた目的、すべてに必要な条件として「分かりやすい記事」があると思います。
分かりやすいということは、理解されやすいということです。

概ね、平易な文章で論理的に説明すれば理解されやすいとは思います。
ただそれは必ずしも絶対ではなくて、たとえば・・

  • 学術的・専門的な記事
  • 読み物的な記事
  • 特定コミュニティ向けの記事

などでは、あえて分かりにくい書き方をする場合があるでしょう。
その分野の人には分かりやすい記事」ということです。

たとえば、ギャルにウケようと思うとギャル語で書かないといけないし、そういう「ノリ」も必要ですね。

Webの記事と雑誌の記事と物語(小説)の違い

Webの記事も雑誌の記事も、何らかの目的があってそこに読者をいざなおうとすれば、その目的に合った分かりやすい記事を書く必要があるのだと考えられます。

ただWebの場合は、文末で読者になんらかの行動を起こしてもらう必要のあるケースが多いため、その部分で雑誌とは違うものがあるかもしれません。

一方、物語や小説は目的が全く違いますね。
世界観を作って、その世界で読者を酔わせることが目的だと思います。
文章を読むこと自体を楽しむ人のためです。

親戚に芸能関係の仕事をしている年配の人がいて、その人は作家もしているのですが、文章はとても難しいです。
あえて難しい言葉や古い言葉を用いて表現されるから、難しいし読みにくいのですね。

でも、彼はそういう書き方で売っている人であり、彼が書く記事を楽しんでいる人もいるわけです。そのようなことが、物語の世界にはあるのですね。

まとめ

僕も学生時代などは、情景描写の素敵な小説を読んで憧れたこともありました。物語の世界観への憧れです。

でも今はそういう気持ちになかなかなれないし、ゆっくり時間をとって文章を読むという機会も少ないと思います。
それより色々な情報や、考え方を目にして、自分の言動に役立てたいと思う気持ちの方が強くなっていますね。

だから自分には、Webライター的な文章がマッチしているのだと感じます。
自分のなかの分かりにくい表現を排除して、多くの人が文章自体を気にしなくて文章を読めるような記事を書くのが、当面の目標かなと思っています。