古い Mac をファイルサーバー的に使っていて、外付けSSDをファイル共有しています。
そのSSDに Chromebook から接続したかったので、今回やってみました。
Chromebook は SMBファイル共有に対応していて、ネットワーク上のドライブをマウントしてネットワークドライブとして使えるようになっています。
やり方を調べたところ、少なくとも日本語のブログではあまり具体的なことが書かれていませんでした。それで自分でやや試行錯誤して解決しました。
Chromebook に Mac の外部ドライブをマウントする手順
同じWi-Fi 環境に Chromebook も Mac も接続しています。
Mac 側
Mac 側の状態としては外付けSSDを接続していて、システム環境設定 ＞ 共有 で「ファイル共有」にチェックを入れ「共有フォルダ」にSSDのドライブを追加しています。
さらに「オプション」から入って「SMB を使用してファイルやフォルダを共有」にチェックを入れ「Windows ファイル共有」のリストの自分のアカウント（ユーザー名）にチェックしています。
Chromebook 側
「ファイル」ウィンドウの右上部にある縦3つのドットアイコンをクリック ＞ サービス ＞ SMB ファイル共有 を選ぶと「ファイル共有を追加」画面が表示されます。
ここで「ファイル共有 URL」欄に何を書くべきかが最初よく分かりませんでした。
結果的に、この欄に書くことは共有ドライブのアドレスだったということで、次のように書いています。
\\192.168.179.29\TRSSD_2023A
バックスラッシュ2つの次は Mac の IPアドレス、その後のバックスラッシュの次は「ドライブ名」です。つまり、
\\IPアドレス\ドライブ名
となります。
「表示名」には自動的にドライブ名が入ります。
ちなみにバックスラッシュは自分のマシンの場合はひらがなの「ろ」のキーに書かれていて、英数モードで普通にキーを押せば入力できます。
「ユーザー名」「パスワード」は Mac にログインするときのものを入力します。
これで「追加」ボタンをクリックすると、共有ドライブが Chromebook にマウントされて「ファイル」のサイドバーに表示されます。
あとは普通にフォルダ・ファイルを扱うのと同様です。
その他
一度に多くのファイルを端末間でコピーするときに、プログレスバーは表示されませんでした。
残り時間だけが表示される状態のため、ちょっと寂しい感じがします。
それとこれはウチの環境の問題かもしれませんが、転送が遅いと感じました。Mac 同士でファイル転送するほうが速いような気がします。（測定していません）
上記は外付けドライブですが、普通にMacの共有フォルダにアクセスする場合にどのように設定すべきかは、まだやってみていないので分かりません。
