生成AIというと、とても範囲が広くなってしまうため、ここではAIチャットと呼ぶことにしましょう。
いわゆる ChatGPT、Bing AI Chat、Bard などのAIチャットについての話です。
Webライターの業務、とくに自分の場合はメインの取引先との約束によって記事作成にはAIは使用できないことになっています。
ただ、自分でテーマから丸々考えて提案するような案件の場合に限っては、テーマ選定にあたってはAIを参考にしてもとくに問題視されない状況です。
専門分野のリサーチに使う
自分自身がよく知っている分野であれば、リサーチにとくにAIチャットを使用する必要はないかも知れません。
しかし、あまり状況を理解していない分野の場合、その分野の現状・背景・トレンドなどを頭に思い浮かべるのは難しいのですね。
そこで、AIチャットの力を借りて分野の「常識」にあたる情報を把握することは、非常に有意義であると考えています。
リサーチの時間短縮
リサーチは事実関係にあたるため、AIチャットでは完全な情報を得ることができないことを知っておく必要がありますね。
とくにネット上に情報が少ないテーマに関しては、AIが架空の情報を作り出す可能性が高くなるようです。
その辺りを差し引きながら、それでも「どのように調べたらよいか分からない」ためにひたすら自分で検索して情報収集するよりもずっと、AIのほうが早く手がかりをつかめるのです。
今まで調べたケースでは、一から全部調べて必要な項目を抽出していたら2〜3日はかかりそうなテーマでも、AIに尋ねるとまず初めに一通りの情報を瞬時に返してくれます。
ラッキーな場合にはその最初の情報だけで手がかりができてしまうため、非常に早いといえますね。
不十分な場合、プロンプトを変えながら調べていくわけですが、際限なく情報が出てくる訳ではなく、何度尋ねても答えがあまり変わらないような状態になります。
そこまで行くとAIでの調査は終了ですね。
あとはAIの答えを手がかりにして、個別の関心事を掘り下げていくことになります。
つまりAIを使用した調査は瞬時〜1時間ぐらいではないかと思われます。人力でやるより2日ぐらい早いといっても過言ではありません。
まとめ
自分がよく知らない分野のリサーチにAIチャットは非常に役に立つ方法だと思います。
ただ、正確性はまったく期待できないため、裏を取るのはすべて自分でやる必要があるでしょう。
それでも全部、自分で調べるより遥かに早いという部分で、無料で使えるAIチャットはものすごいソリューションだなと感じているところです。