expwakui's act

Webライターの日常ブログ

ライティングの目的と報酬

ライティングという仕事の目的は「お金を稼ぐこと」と考えている人は多いと思いますし、自分も基本的にはそうです。

ただ、言葉として「稼ぐ」という言い方が適切かどうかは分かりません。少なくとも自分の感覚ではニュアンスを表現できていない言い方だと感じています。

EXPわくいの報酬の考え方

ライターの収入はクライアントからの「報酬」としてもたらされます。
報酬の金額はクライアントが決めるという人と、自分が決めているという人がいると思います。前者はディレクション会社から仕事をもらっている人、後者は直請けのクライアントを持っている人だろうと思われます。

僕の場合は、基本的に前者、つまりディレクション会社から仕事をもらってライティングを行い、納品して報酬を受け取るという働き方です。
そして一部は、直接依頼していただいているクライアントに対して報酬額を示して仕事をしているという状況です。

僕の報酬に対する考え方は次のとおりです。

  1. 自らが考える最高・最善のアウトプット
  2. → クライアントが満足
  3. → エンドクライアントがベネフィットを感じる
  4. → クライアントに対してフィードバックがある
  5. → 自らの報酬に反映される

ということで、いわゆる「GIVE」のような考え方です。

実際のクライアントワークにおいて、現在の報酬の妥当性についてはひとまず横に置き、クライアントが求めるアウトプットを素直に行い、その結果としてエンドクライアントが評価してくれて継続案件となり、切りのよい時期に報酬が上がるという体験をしました。
そのような実績から、上記の考え方は間違っていないという結論に至りました。

クライアントワークに対して報酬に見合ったアウトプットしか出さない状態では、おそらく納品物の品質はさほど高くないでしょう。
クライアントは低価格で発注していることを分かっていても、それなりの記事しか上がってこなければ、それ以上の評価をすることはありません。
しかし、プラスαの付加価値を付けた状態で記事を納品すれば、その価値は、分かる人には分かります。

その意味で、GIVEに重点を置いた考え方をしています。

自分が考える最高・最善とは

べつに奢っているわけではありません。noteで非営利の記事を書いていたときにも感じたことですが・・
noteは「自分」のことを書く人が多く、自分が評価される数少ないメディアではないかと思っています。そのなかで「身を削るような」気持ちで書いた記事が「スキ」を集めるという体験をしました。

つまり、普通のことや差し障りのないことを話していても評価されることは少なく、エネルギーを振り絞って書いたものがようやく評価されるのです。

最高・最善とは、クライアントの要求に対して「それ以上の」パワーで記事を書くという意味です。たとえば・・

  • しっかり調べる
  • 自分が確信を持てる見解を記事に含める
  • 単なる「まとめ」ではないクリエイティブな記事を書く

というようなことです。
実際にどのような内容を書くかについては割愛しますが、それは記事ごとに異なるアプローチがあるので一律に「こうだ」といえるものはないでしょうね。

「自分が考える」というとわがままに受け取られるかもしれませんが、考えなければ記事は書けません。「考えが間違っている=クライアントが評価しない」ということですので、必ずクライアントからのフィードバックがあるでしょう。

そのフィードバックを解釈して自分のものにすればよいだけです。「自分の考え」自体がそのようにして変化していきます。

まとめ

理屈っぽく書かせてもらいましたが、

  • クライアントやエンドクライアントが喜んでくれる記事
  • 本質的に意味のある記事

を書いていきたいというのが基本にあります。