ここ半年以上、マーケティングの記事を書くことが多いのですが、マーケティング用語は英語と略語が多くて、新参者には言葉が第一番目の越えるべきハードルですね。
ITと似ています。
用語を調べていて、別のマーケティング用語で説明されていた場合には「なんじゃこれ??」となります。
確かに英語で言うとカッコよく、頭良さそうに聞こえるのですが、日本語があるんだから日本語で言えよ!みたいなものもあります。
例えば「エビデンス」
頻繁に使われていて、一般用語化しているかもしれませんが。
広告業界など、特定の業界の一般ビジネス用語になっているのでしょう。
ニュースバラエティの恵アナウンサーはよく使っていますね。「エビデンス」って聞くとあの人の顔と声が浮かんできてヤバいです。
「根拠」「証拠」「裏付け」というような意味です。
「根拠があるのか?」「証拠を見せてほしい」「裏付けを取っているのだろうか」
という風に言えばすぐに分かるし、いちいち言葉に気持ちがフォーカスしないでさらっと理解できるのに、あえて「エビデンス」って言うんですよね。
そこで一回、思考がポーズしてしまい、その直後に言われたことが耳に入らないことがあります。
さまざまな法則
それから法則も多いですね。「〇〇の法則」というものです。
〇〇の部分は、人名や略語など。
法則だから最初から正しいと思い込んで理解していると思いますが、語源を辿るとさまざまな分野のエピソードにたどり着き、一貫性はありません。
あっちから引っ張ってきて「〇〇」こっちから引っ張ってきて「〇〇」というように、まるで80年代のミーハーみたいな感じです。(← 自分)
そういうのを鵜呑みにしてさも論理的なように言うのが変だよねって、自然科学を勉強した自分などは思ってしまうのです。
それこそ「その言葉を使うエビデンスはあるの?」って質問したくなります。(意地が悪い)
・・まあ、自然科学の法則も似たようなものですけれども・・
軽い雰囲気
マーケターって、なんとなくチャラいイメージがあります。
高い声でめちゃくちゃ喋るようなイメージ。
だけどやはり、日本語の低い声でゆっくり話す方が信頼されるんですよね。
まとめ
というわけで、マーケターは自分のキャラには合っていると思いますが、解説するときは出来るだけ平易な日本語で解説したいなと思っている今日この頃であります。日本の市場の話ですので。