高音質の Bluetooth スピーカーが欲しいなと思って、ネット情報をいろいろと調べていましたが、現在は JBL がかなり売れているらしくて、どこでも「良い」という評判でした。
あとは SONY や BOSE などが主要なメーカーでしょうか。
BOSE はすでにPCスピーカー等を持っていて、音の雰囲気は想像できるのと、SONYもヘッドホン等で聴いているから、JBLは未体験でした。
他にも Bang & Olufsen などは通常のラインナップのイメージから考えると Bluetooth スピーカーはリーズナブルに作られていると思いました。でもやはりちょっとお高いなと思ったのと、評価されている情報が少なかったので見送りました。
というわけで JBL Flip 6 をゲットしたので、その印象や感想などを書きます。
スイッチをオンすると「チャカポーン」のような、ロボットの起動音のようなものが聴こえます。次に Bluetooth 接続されるとギターのような音色で知らせてくれます。
なかなかずっしりと重い感じで、存在感もありますね。
ちなみに僕はホワイトを選びました。ブラックのアイテムが多いからたまにはホワイト欲しいなと思ったのです。
低音がすごい
評判どおり、低音がすごいですね。
空気音のようなものを伴って聴こえる、心地よい低音です。
一般的にオーディオ機器はフラットを目指して作られているのか、低音や高音をそれぞれ上げて聴くことが多いと思いますが、このスピーカーに関しては低音は何もしなくてそのまんまでOKです。
やはりジャズ系か・・
JBL ＝ Jazz のような一般的なイメージがありますが、この Flip 6 もジャズを聴くといい感じです。特にライブというかスタジオのような身近なところでの演奏にマッチするような雰囲気です。
シンプルなジャズのベースの音が素敵ですね。
ボサノヴァも良いのではないかと思います。
「ドンシャリ」という言葉がありますが、ドンはあるけどシャリは控えめという感じです。あまり広がるような響きではなく「スピーカーから聴こえてくる」感じの、締まった音です。
ポップスで聴くと・・
僕はシティポップやAORをよく聴きますが、いつも聴いているこれら系の楽曲を聴くと、広がりが少なくてやはりちょっと物足りない感じはします。ドラムの音はすごいのですが。
余韻とか反響などが抑え気味だからでしょうかね。音が締まっているから。
あと、高音は控えめなので、イコライザ等によって持ち上げてやる必要があります。
ただ、持ち上げればそれなりに出てくるから、不満はないですね。
R&B・アダルトコンテンポラリー
他に、ジョージ・ベンソンやチャカ・カーンなども聴いてみましたが、こちらはいい感じでした。JBLはアメリカだからやっぱりアメリカっぽいなという気はします。気のせいじゃなくてきっとそう（笑）
イコライザ
MacBook Air に接続して聴いた場合、イコライザは eqMac を使っていますが、シティポップを聴く前提でのイコライザの位置は、以下のようになりました。
そんなに大きくいじっているわけではありません。1Kを若干下げたうえで、高音側を少し上げ、125を若干下げる程度です。
一方、スマホ（Google Pixel 6a）に接続したときのイコライザは Bass Booster を使用していますが、高音はもっと大胆に上げる必要がありました。
ベース音ブーストは0%、バーチャライザは50%程度。
総じて満足
ステレオではないから広がりとか臨場感などを求めても限界があると思います。
でも音質に関しては満足できます。
過不足のある音域は、イコライザで補えば素直にコントロールされるから、自分好みに変えることが可能です。
スピーカー自体の特性はローが太いから、繊細さや高音域、バランスを求める人はたぶん SONY などを選んだ方が無難かもしれませんね。（単に想像ですが）
インターネット放送でシティポップ局を見つけた
きょう、なにげに myTuner Radio アプリで探していて、シティポップの局を見つけました。
BOX：Japan City Pop という局。
ユーミンも流れるから、懐かしめのシティポップ寄りのJPOPという感じでしょうか。
ブラウザからもアクセスできて、次のような画面が出てきます。
これをキャプチャしたときは「1986年のマリリン」が流れていました。
ということで、JBL Flip 6 は評判どおり、良い Bluetooth スピーカーでした。
好みもありますが、ハマる人にはしっかりハマると思います。
自分は 14,000円以内でゲットしましたが、市場価格的に値段相応か、それ以上のパフォーマンスがあると感じました。
最近のスピーカーって、安価でも音がいいものが多いですね。
