今年の桜は、わりと真面目に撮りました。
なぜかというと、手に入れたばかりの Google Pixel だから。
というか、撮り始めると「これは〜・・!」という感じで静かにテンションが上がり、あっちこっちで撮ることとなりました。
自分の近場の桜を Pixel 6a でキャッチしたものを紹介し、カメラの印象を述べます。
色が素直でとてもいいなと思いました。目で見た印象に忠実に写ります。
エッジが柔らかいから、カリカリな画像が好きな人には物足りないかもしれないですが、僕にはちょうどいいです。
そのことに加えて、HDR処理が入っている感じのシャドーが持ち上がった描写が「絵」のような雰囲気を醸し出しているのだろうと思いました。
桜が実に綺麗に写るし、緑の感じもとても自然で、かつ適度な鮮やかさがあります。
空の爽やかさもなんとも言えません。
欠点を挙げるとすれば、黒が潰れにくい代わりに、締まった感じになりにくいから、若干、落ち着きのない印象になります。
僕がこのとき使っていたアプリは純正ではなく "Manual Camera" でしたが、標準の "Google カメラ" では撮影時にシャドーが調整できるということを、後で知りました。
Google カメラでは、最初にフレーミングした状態では黒が少し上がった位置になっているため、画面上の調整バーを下げるともう少し黒を締めることができます。
Google カメラもなかなかすごいですね。これからそっちを使うことにしましょう。
そのようなことで、これまで持っていた iPhone 8 や moto g31 では得られなかった体験を、また OM-D とは違った美的感動を、Google Pixel 6a で得ることができました。
ズームをするシーンや高速シャッターの場面がなければ、もうカメラなんてこれだけで十分と思えるものでありました。最高です。