expwakui's act

Webライターの日常ブログ

好きな写真家(大御所が中心)

写真家は難しい人が多いので😬そのキャラが好きと思える人は僕はいません。また、どれか特定の写真(カット)が好きということもありません。絵画のように1枚をずっと額に入れて飾ることもありません。
写真を必死に(笑)やっていた頃が昔(90年代後半)なので、好きな写真家を挙げるとほとんど昔の人になってしまいます。

僕が写真家に興味を持つとき、それはまずその人の雑誌等に掲載される写真や、写真集、展示会などの印象があります。
それからその人の仕事ぶり。インタビュー記事や番組取材、続けている活動などを通してその人が持っているポリシー、考え方、姿勢などに共感します。
(分かりやすく盛ってます)

そこから、自分もそんなふうになりたい(ありたい)と思う人もいれば、自分とは相容れないなと感じる人もいます。それらすべてが興味です。

好きな写真家ときっかけ・受け取ったメッセージ
(ほぼ出会った順)

受け取ったメッセージとは、本当にそれを言っていたかどうか分からないけど、自分が解釈したことです。

1. 竹内敏信

自然の風景が撮りたいと思っていた頃に、最もメディア露出が多くて、しかもインパクトがあり、完成度の高い作品を作っていた写真家でした。
ネイチャー系の風景写真家で、他の人はほとんど思い出せません。強いて言えば前田真三さんや入江泰吉さんですね。(めちゃ古い)

受け取ったメッセージ:

核心に迫る。切り詰める。

ps. 竹内敏信さんは2022年3月に亡くなられました。ご冥福をお祈りします。

2. 土門拳

誰もが一度は作品を見る写真家ではないでしょうか。僕もその一人です。
リアリズムという考え方があるというのを知りました。
筑豊のこどもたち」はインパクトがありました。写真が持つ残酷なまでのリアリティや視点、躍動感といったものを学びました。

受け取ったメッセージ:

リアリズムとドキュメンタリー

3. 水野克比古

自然や街の風景を撮る中で、被写体としての京都にも興味を持ち、そして京都の寺社を中心に写真集を沢山出されている水野さんを知りました。
写真集に触発されて、京都の四季の花を撮ろうと思って1年間ほど、トレースしたことを思い出します。
特別な空間だけどありのままに、余計な解釈を加えないで撮る姿勢に共感しました。

受け取ったメッセージ:

誠実に被写体と向き合うこと

4. 水谷章人

スキーが好きだったのでスキー雑誌はよく買って読みました。
その中で、ダイナミックで美しくてロマンチック😊な水谷さんの写真に惹かれて、こんな写真が撮りたい!と思いました。

その頃はインターネット上でスキーサークルを作っていて、仲間でスキーに出かける時にカメラ&望遠を持って写真担当みたいな役をしていました。
それで段々と、スキーヤーの滑走シーンを撮りたいと思うようになり、水谷さんを始めとする写真家のシーンを参考にしながら、競技スキーを撮りに行ったりもしました。
EF70-200mm f2.8L を手に入れたのは、水谷さんがきっかけだったかも知れません。

受け取ったメッセージ:

ダイナミックな表現、自然の中の人、瞬間を定着させること。

5. 浅井慎平

いいちこ」の写真でも有名ですね。
あまり色々、見ていませんが、なんか、存在がカッコいいなと思いました。
風景の捉え方や感性が、他の写真家と比べて、自分に近いように感じました。

受け取ったメッセージ:

自然体・お洒落感・爽やかさ

6. テラウチマサト

わりと最近です。テレビで彼が郷里の富山を旅するという番組で初めて知りました。その時、自然の風景を望遠レンズで手持ちで撮影するというスタイルを見て、新鮮な感じを受けました。
僕の中には、自然を撮る = 三脚 というイメージがわりと潜在的にあったので、大胆だなーとか、ラフだなー(笑)とか思ってしまいました。僕よりだいぶ年上なのに若々しいなと。

御苗場にも足を運び、テラウチさんのセミナーを聴いたり、サイン会に行ったりしました。個展にも行きました。
「写真は趣味、とは老人が言うこと」というメッセージがかなりインパクトがありました。今のままだと写真業界はダメになる(?)みたいな危機感を持っておられての言及だと思うのですが。(真意はよく分かりません)
プロデューサーとしても精力的に活動されています。

受け取ったメッセージ:

「写真は趣味」は老人😬、スポーツ感覚、行動力、プロデュース

その他の写真家

他に、気になる写真家といえば、森山大道さん、梅佳代さん、立木義浩さんなど、あと若い方でちょっと気になった人がいたけど名前を忘れてしまって・・
この記事を書くのに、あまりに久しぶりなのでなかなか名前が出てこなくなっていました。(汗;

(2022年1月27日に note で投稿した記事)