この記事は、note で書いていた「清里」に関する記事をまとめたものです。
山梨にある高原、清里は観光地として有名で風光明媚な所ですが、清里駅の周辺はかつての「高原の原宿」の賑わいが去ってから、長い間静かな街になっていました。
しかし、当時の面影は今も残っており、現在はデザイナーの呼びかけで町の再興の試みが進行中です。
そんなことで、自分も80年代に清里を訪れた思い出があり、この町が今後どのように変わっていくかを見ていくために、このブログに新しいカテゴリを作りました。
今回はその1回目で、今まで書いた記事をまとめるものです。
清里が変わり始めているらしい
2023年6月25日の記事
毎日NHKばかり見てます(笑)
きょうは「清里に来た男〜山梨・ブームが去った街で〜」を見ました。
信州や高原が好きなこともあり、1980年代に清里は何度か訪れています。
でも、泊まったりしたことはありませんね。
たまに80年代特集で人混みがものすごい映像を見ますが、あそこまで混雑しているときには行ったことがないけど、いつもまあまあ人が多かったですね。
最近、清里が廃墟だらけになっているというような動画を見ましたが、もう何十年も廃墟ですよね。
あと、白樺湖もそうなんだそうです。それはびっくりしました。
なぜフォルムが残っていたのか?
80年代が終わってからでも30年ぐらい経過しているのですが、今の動画等を見ても、あの頃と街のフォルムが変わっていないのですよね。
自分の記憶のなかのイメージと変わっていないのです。
普通、街というと流行が過ぎると変わりますね。
新しいビジネスや暮らしが始まって、街の見た目も変わっていきます。
でも清里に関しては、30年以上、変わっていないのですね。それがすごく不思議なところではあります。
つまり想像ですが、
新しいものが何も入ってこなかった
フォルムを残したいと思う何らかの願いがあった
のではないかなあと。
でも今、そこに入っていって街づくりをしようとするデザイナーがいるということなんですね。
清里は良いところ
確かに、あのフォルムのまま置いておくのはもったいないと思います。
清里周辺は、とても良いところなんですよね。
僕も80年代に、東京みたいになっていた清里のど真ん中は避けて(笑)周辺の高原道路沿いにあるレストランとかに行ったりしてました。
とても高原気分になれる、良い観光地&別荘地だと思うのです。
実はまだ清泉寮に行ったことがなくて・・
ソフトクリームも食べたことがなくて・・
清泉寮は今でも賑わっているようですね。それは動画でも見ました。
清里周辺は、基本的に価値のない場所ではないと思うのですよね。
海外の人が来て開拓した場所なので、やはりすごく魅力がある地域なのだと思います。
ということで、街(= 文化)を守って発展させたいという人が出てきたということは、とても良いことだなあと思って、この番組を見ていました。希望を感じます。
ちなみに、山梨放送の動画があったので、シェアしておきますね。
清里その後|MILKPOTが復活したらしい
2023年7月17日の記事
あれから清里をちょこちょこワッチしていましたが、かつてのメインストリートの一角にあったお店 MILKPOT が復活したらしいですね。
ブログなどの情報ですと、もう営業を始めているようです。
こちらは少し前のYouTube 動画
そして、今回の町おこしの仕掛け人のデザイナー氏が手がけている清里ブランドについては、雑誌が発売されたようです。
こういう方向性・・
基本的には「あの頃」のイメージを取り戻すような方向性だと思いますが、おそらくそのまんまバックするのではなくて、先を見ているとは思うのですね。
ルーツやモチーフはあの頃にあるとしても、これからの清里のイメージをどう形作っていくというところが課題になるのだろうと思います。
「こういうのは本来の清里じゃない」と思う人もいると思います。
清里もこのストリートだけじゃないわけですし、いろんな清里があると思います。
ただ、80年代に生きていた僕なんかから見ると、清里ってああいうイメージだったんですよね。
でも清里に遊びに行って、あそこのお店だけに行ってた人は当然いるとは思うけど、そうじゃなくて周辺の施設や、別荘や、高原を楽しんでいた人もいたわけです。
あのストリートと他の清里は、同じじゃないし、それはずっと昔から同じじゃないのです。僕みたいに行ったことがある人は、清里がどういう雰囲気のところかというのは全体としてイメージが出来ると思います。
それで・・
80年代のあのストリートに関する僕の感想は、若年層向けで原宿にあるようなものしか置いてないというものでした。
でもこれから作ろうとしているあの町は、もっと落ち着いて大人向きのカッコいい町なんじゃないかなと期待しています。
最後に
とりあえずこれは、MILKPOT が復活したらしいという記事です。
当時あのストリートではあまり過ごさなかった自分ですが、清里っていうロケーションは本当によいところでした。動画などを見る限り、周辺の自然も、そう大きくは変わっていないようです。
日本のどこの行楽地も、80、90年代を過ぎるとずいぶん変わってしまったわけです。
そう、うちの近所の六甲山もそうです。
でも、賑やかだったころにあったものが、クオリティが高かったかというと必ずしもそうではありませんでした。
いまはカフェでもなんでも、カッコだけじゃなくて中身も素晴らしい店や施設が本当に多いと思います。
いまの感覚で、活用されていないロケーションの価値を再構築すると、もっと素敵な空間ができるのではないか?と思っているのですね。
キラキラの清里♪
2023年8月24日の記事
「清里」の追っかけをやってます EXPわくいです。
もしかして「追っかけ」って死語??
なんというか、今回はキラキラしてますよ✨
同じ清里でも、おじさんレポーターの廃墟みたいな動画が多いなか、この動画は女子が撮影したキラキラ動画なんですね。
希望が持てるなあ・・
撮る人によって、映像のイメージって180度変わるんですね😯
この方も仰っていましたが「廃墟でも私にはキラキラして見える」のだそうですよ。
たしかに、そのように写ってます!!!
でもね、映像をきちんと撮っている正統派の人です。
とてもきれいです。
いや、実際に今の清里はきれいだしキラキラしているんだと思います。
素直に見つめる「心」が大切ですね。
本当に、清里が好きで、清里に行きたかったんだなーというのが伝わってきます。
それぞれの建物の名前や、前に何のお店だったとか、ちゃんと調べて解説してくれているのです。たくさんのお店が紹介されています。
僕は当時は、通りを車で流すだけみたいな感じだったので、実際、清里駅の近くにあった飲食店に入ったぐらいしかお店に入った記憶がないんですよね。
一回ぐらい、散策しとけばよかったです。
というわけで、この映像から昔の賑やかだった頃のイメージが想像できて良かったです。ありがとうございました。