SNSが無かった頃の写真の楽しみ方って、やっぱり「作品を見せる」みたいな感じでしたよね。
かしこまったり、気取ったり、テクニック駆使したりして、写真を撮って見せていました。
しかし、SNS写真が一般化してからは、とくに最近はスマホカメラの性能が格段に上がっているので、テクニックとかそんなに考えなくても大丈夫になりました。
写真は特別なものじゃなくなった
写真を撮って人に見せるという行為は、いまは特別なものでもなんでもありません。
僕なんか昔、神戸の街角で一眼で写真を撮っていたら、周りの人にちらちら見られました。それが恥ずかしいというよりは意外と快感だったのですが😊
あるときは「もしかして神戸の写真撮ってる方ですか?」みたいに写真好きそうなハイなお兄さんに尋ねられたこともありました。
(僕は若干、後ずさりしたけど)
だけど今は、誰でもどこででも写真撮ってるから、珍しくもなんともありません。
なんかいいな!と思ったらすかさずスマホでキャプチャする。
そんな時代ですね。
日常写真
写真の世界における「日常写真」って、普通じゃダメだったのですよね。
日常といいながら、なんかカッコつけてるのが「カッコいい」ということになってます😊
でもさすがに最近は、そんなのもかったるくて、ほんとに何気ないキャプチャが「日常写真」だと思えるようになってきた気がします。
どうでしょうかね?
少なくとも僕は、昔みたいにテクニックを駆使しようとは思わなくなったし、ほとんどカメラ任せで、それよりも見たものを「いいな!」と思えることのほうが大事だと思うようになっています。
キャプチャしていいねもらうだけで幸せ
取り立てて「作品」という要素はなんにもないけれど、キャプチャしてSNSに上げるだけで「いいね」してくれる人がいて、それだけで幸せな気がしています。