1冊目:MBA必読書50冊を1冊にまとめてみた
2冊目:MBAマーケティング必読書50冊を1冊にまとめてみた
永井孝尚 著/KADOKAWA
この2冊を読みました。
あと1冊「MBAマーケティング経営理論の必読書50冊を1冊にまとめてみた」もありますが、今回は見送っています。また、機会があれば読んでみようかな?と思っています。
ちなみにMBAとは、Master of Business Administrationの略で、経営学修士のことです。
マーケティングの記事を仕事で書くことが多いのですが、よくマーケティング理論の話が登場します。たいてい、海外(アメリカ)の経済学者や実業家などの理論です。
そんなこともあり、今回、これらの本が目に留まったので早速、読んでみました。マーケティング理論で有名な著書を1冊ずつ、解説してくれている本です。
事例を多く入れながら解説してくれているため、読みやすく、分かりやすい内容となっています。
本の概要
ざっと章だけをリストアップします。
1冊目必読書
- 戦略
- 顧客とイノベーション
- 起業と新規事業
- マーケティング
- リーダーシップと組織
- 人
たとえば「イノベーションのジレンマ」や「リーン・スタートアップ」「スターバックス再生物語」など、数々の著書の解説が出てきます。
2冊目マーケティング必読書
- 戦略
- ブランドと価値
- サービス・マーケティング
- マーケティング・コミュニケーション
- チャネルと販売
- 市場と顧客
たとえば「ブランド論」や「私のウォルマート商法」「サブスクリプション」など、数々の著書の解説が出てきます。
読んだ感想
MBA自体、どんなものか分かっていない状態でしたが、これらの内容はすでに仕事で目にしていて、その点では全く違和感がありませんでした。
1冊目はマーケティングの話でもよく出てくる有名な理論が中心で、経営的側面で書かれているようです。
2冊目はマーケティングの実務に特化した内容です。
どちらも有意義ですが、マーケティングの実践アイデアを考えている人には、2冊目のほうが具体的で面白いのではないでしょうか。
理論解説については、私ごときが感想を述べるレベルではないと思いますし、述べられないので書きません。
ただ、日常的にSNSを使っていて、さまざまなビジネスの話や広告を目にします。
この本のなかに出てくるエピソードに似たシーンは沢山あると思うため、それらの見方は変わるだろうと思いました。
実際は、なにか関連する調べ物をするときに再度開いて、該当する箇所を再び読んでみるのがよいでしょう。
学問的にもっと知りたい場合は、気になった著者のオリジナルを読むというアプローチになると思います。