アストラッド・ジルベルトが亡くなったことはTwitterで流れてきた投稿で知りました。
いくつかの人が流してきたから、意外に知られていたのだなと思った次第です。
ボサノヴァという音楽があることは小学生の頃に知りましたが、アストラッド・ジルベルトを知ったのはおそらく1980年代だっただろうと思います。
ボサノヴァと聞いて最初に思い浮かぶ人ですね。
"Manhã de Carnaval"
"Manhã de Carnaval(カーニバルの朝)" は1959年の映画「黒いオルフェ(Black Orpheus)」の主題歌でした。
といっても、映画は見たことがないのですよね。
楽曲はボサノヴァですが、ジャズ・ミュージシャンでカバーしている人も多く、ジャズのスタンダードのような位置付けにもなっている曲だと思います。
この曲は僕も好きで、今まで色々なアレンジを聴きました。とても素敵なアレンジが多くありますが、アストラッド・ジルベルトはその基本となる歌唱だと認識しています。
最初にどこでどう知ったのかは全く、覚えがないのですが、この曲を始めとするボサノヴァを聴くと神戸の街を思い浮かべるから、おそらく子供の頃に神戸に遊びに行った際に、どこかで流れてくるBGMで聴いて感じていたのだろうと思われます。
震災以前は喫茶店が多くあり、僕も大学生の頃などには、よく行くお気に入りの喫茶店がありました。そんな場所でもきっと流れていたはずです。
神戸はボサノヴァが似合う街です。
勝手にそう思っていますが、ブラジル移民も神戸から渡って行ったわけですし、5月の「神戸まつり」ではサンバチームがメイン・イベントであることなどからも、ラテン音楽と強いつながりはあるのだと思います。
ボサノヴァも、この当時と比べると随分おしゃれでクールな感じになりましたが、たまにネイティブなものを聴くのもしみじみして良いですね。時代を思い出してちょっと切ない感じにはなるのですが。
アストラッド・ジルベルトさんは6月5日に83歳で亡くなられたそうです。
ご冥福をお祈りします。
Amazon でアルバムCDを探しましたが、今持っているアルバムは出ていなくて、MP3になっているものが多いようです。
だから適当に(汗)一つだけリンクを持ってきました。どういうものかはよく分かっていません。